<サッカー>崔龍洙FCソウル監督「頂上はまだまだ」

<サッカー>崔龍洙FCソウル監督「頂上はまだまだ」

2013年11月28日16時27分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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崔龍洙監督が26日、2013AFC「今年の監督賞」を受賞した後、独特の笑顔を見せている。(写真=FCソウル)
  「もう下り坂だと? 私は稜線を走っている」。

  プロサッカーFCソウルの崔龍洙(チェ・ヨンス)監督がアジアの頂点に立った。崔監督は26日(日本時間)、マレーシア・クアラルンプールで開催された2013アジアサッカー連盟(AFC)授賞式で「今年の監督賞」を受賞した。ともに候補に選ばれていたチョン・ソンチョン韓国U-20(20歳以下)女子代表チーム監督、イラクU-19代表を率いてイラク代表監督にまでなったハキーム・シャキル監督(イラク)を抑えた。プロ3年目の新人級監督がソウルをAFCチャンピオンズリーグ準優勝に導いたという点で高い評価を受けた。

  韓国の監督がAFCの「今年の監督賞」を受賞したのは、パク・ジョンファン氏、車範根(チャ・ボムグン)氏、チャ・ギョンボク氏、許丁茂(ホ・ジョンム)氏、金鎬坤(キム・ホゴン)氏に続いて6人目となる。

  崔監督は流ちょうな英語で「賞をいただいて光栄に思う。チームを応援してくださった方々とKリーグ、大韓サッカー協会、AFCに感謝の言葉を伝えたい」と話した。受賞の感想を書いたメモが見つからず慌てたが、独特の笑顔で授賞式の雰囲気を盛り上げた。

  崔監督は授賞式の直後、仁川行きの飛行機に乗って入国し、27日午後2時に浦項(ポハン)総合運動場で行われた浦項スティーラーズ戦をベンチで見守った。「シーズン最後まで最善を尽くすのが礼儀。

  授賞式を理由に試合を抜けることはできなかった」とし、日程をすべて消化した。

  崔監督は「プロ監督デビュー3年目で受けた光栄な賞。短い時間で頂点に立ち、下り坂だけが残っているという評価もある。しかし私は稜線を走っている。頂上はまだまだだ。常に低姿勢で監督職を遂行する」と語った。

  崔監督はFCソウル首席コーチ時代の2011年4月、皇甫官(ファンボ・グァン)監督(48、現大韓サッカー協会技術委員長)が成績不振で退いたことで、突然、監督代行として指揮棒を握った。初歩監督に対する期待は大きくなかった。しかし崔監督は2011年、ソウルを3位まで引き上げ、翌年、正式に監督に選任された。2012年には代行という肩書を外してすぐにリーグ優勝を果たした。選手と兄弟のように付き合う“兄貴リーダーシップ”で選手団をまとめたという好評を受けた。

  選手を見る目も卓越している。欧州でさまよっていたチャ・ドゥリ(33)を2013年初めに連れてきて戦力を高めた。日本Jリーグで主力争いで劣勢だったエスクデロ(25)を昨季レンタルで迎え入れた後、完全移籍させて成功した。チャ・ドゥリとエスクデロは俊足で、今季のFCソウルの攻撃サッカーにつながっている。

  ソウルは今季、Kリーグを越えてアジアの舞台に挑戦した。AFCチャンピオンズリーグ組別リーグを1位で通過した。16強からは北京国安(中国)、アル・アハリ(サウジアラビア)、エステグラル(イラン)など強豪チームを順に破って決勝に進出した。ホームでは攻撃的戦術、アウェーでは守備的な戦術で相手を苦しめた。決勝では年間1200億ウォンの資金力を誇る広州恒大(中国)と対戦し、第1・2戦の合計3-3で引き分けたが、アウェーで得点が多い広州恒大が優勝カップを握った。

  崔監督はリーグで指導力だけでなく、度胸と機転を利かせた話しぶりで人気を呼んだ。崔監督はAFCチャンピオンズリーグ決勝第2戦を控え、中国メディアから「ソウルが優勝すれば歌手PSYのダンスを踊ってほしい」という要請を受けても、「韓国でPSYのダンスはもう人気がない」と笑い流して拍手を受けた。

  崔監督は今回の受賞について「もっと頑張れというムチだと思っている。自惚れない。しかし受賞の感想を話す時、英語の発音がかなりよかったのでは」と言って笑った。
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