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【取材日記】箱根の名声が以前ほどでない理由

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.08.20 17:48
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2週間前、日本観光庁長官が駐日韓国特派員と会った時だ。

「韓国人観光客にもっと日本を訪問してほしい」という長官の言葉に、ある特派員が「異議」を提起した。 「日本を代表する温泉観光地の箱根の商店街は午後6時になると明かりが消える。 すべての旅館が旅館内で夕食を取るように‘義務化’してしまう。 夕方を食べて見回るところもないのに観光地と言えるのだろうか」。

 
長官は「そうでないところもある」と釈明したが、答弁に苦しんだ。 実際、箱根の名声は以前ほどではない。 観光客の立場ではなく、「旅館」の立場だけで考えるからそうだ。 自分の旅館のことを考え、箱根温泉観光地全体がどう外部に映っているのかに大きな関心はない。

最近の韓国と日本の激しい対立がまさにこうした姿だ。

日本政府は李明博(イ・ミョンバク)大統領の独島(ドクト、日本名・竹島)訪問と天皇に対する謝罪要求発言で慌しく動き出した。 より強力な報復措置の準備に血眼だ。 ナショナリズムに流れているのはメディアも同じだ。 「(天皇に対する)礼儀もないのか」「一国の指導者として資格不足」と露骨に非難している。 日本社会の怒りは理解できる。 李大統領に‘オーバー’した側面は明らかにある。 しかし事態がこれまでになった背景、そして「日本が招いた部分はないか」という自省の声はほとんど聞こえない。 「日本の視線」だけで見ているからだ。 李大統領が独島(ドクト、日本名・竹島)訪問の一つの理由に取り上げた慰安婦問題も、国境を越えた女性人権問題だ。 「狭義の強制動員はなかった」(07年の安倍首相)というような誠意のない発言をする日本への不満は韓国だけのことでない。 国際社会の冷たい視線にあえて背を向けることではない。

韓国も同じだ。 独島訪問に続く天皇謝罪発言は度を越えた。 李大統領本人は独島や慰安婦問題がすべて「不幸な過去の歴史」の延長線という考えで発言したのだろうが、天皇をほとんど神的な存在と考える日本の‘普通人’にどう受け止められるのかを考えるべきだった。 独島訪問の真実性も天皇謝罪発言で色あせた。 いや、韓国に好感を抱いていた日本の普通の人たちまでも敵に回してしまった。 最も「親韓的」な日本指導者と呼ばれる現明仁天皇に向けた李大統領の発言に戸惑いを見せる日本人も多い。 メディアが提起する問題と指導者が話す言葉は別にある。

覆水盆に返らずだ。 しかし、そうであるだけに両国の指導者と国民が一歩退いて真摯に相手のことを考える時だ。 民族主義を煽って利益になることはないということは、両国ともに歴史を通じて習得した知恵ではないのか。

金玄基(キム・ヒョンギ)東京総局長

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