【社説】「企業への規制は基本権侵害レベル」=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.06 15:14
朴容晩(パク・ヨンマン)大韓商工会議所(商議)会長が政府の遅い規制改革と所得主導成長を批判した。朴会長は昨日、光州(クァンジュ)で開催された全国商議会長団会議で「就任後39回も規制緩和を促しているが、効果がなかった」とし「財界人や零細業者の立場では規制の程度が基本権侵害に達している感じだ」と述べた。
所得主導成長基調についても変化を促した。朴会長は「分配問題は民間のコスト負担を増やすより、社会安全網の拡充など直接的な分配政策を活用するのが望ましい」と語った。最低賃金引き上げのように分配と成長目標がもつれた政策を指摘したのだ。予算増額で経済に活力を与えるという政府の構想についても「短期的処方」にすぎないと評価した。大韓商工会議所はその間、現政権の政策方向に比較的協力する姿勢を見せながら、財界を代表する政策パートナーの役割をしてきた。その団体が声を高めた点に政府は注目しなければいけない。