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【時視各角】金正恩の核ボタン、誰が奪い取るのか(1)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.15 15:15
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先日の朴槿恵(パク・クネ)大統領の新年談話は、私の意識をメキシコ湾で死闘する漁夫の世界に導いた。大統領は我々が安保と経済の両方で危機を迎えていると述べた。小説『老人と海』(アーネスト・ヘミングウェイの著書)はメキシコ湾で長さ5.5メートル、重さ700キロのカジキと戦う老人の状況を描いている。「今は一人。陸地も見えない。今まで見たもののうち最も大きく今まで聞いたものより大きい魚と必死に戦っている」。老人は運命を一人で耐えなければならなかった。金正恩(キム・ジョンウン)の水素弾実験後に我々が知ることになったのは、運命的な瞬間に我々のために動いてくれる国はないという点だ。

米国は泥棒が過ぎ去った路地を一回りするパトロールカーのようにB-52を韓半島(朝鮮半島)上空に飛ばした。だからといって変わるものはない。米軍の威容は3年前の北朝鮮の核実験当時にもあった見慣れた場面だ。金正恩は米軍のパトロールカーが通り過ぎると、さらに威力的な水素弾を持って現れた。決定的な瞬間に韓国で顔を回す中国の二重的な姿も変わらなかった。国家主席は韓国大統領が助けを求めるためにかける電話さえも受けようとしない。金正恩の首を締める能力がある中国がむしろ周囲を眺めているのは、米国との対決のような最終的な瞬間に猟犬が必要だという認識のためだろう。意表をついて状況を揺さぶり主導権を握るという点でみると、金正恩は米国と中国をもてあそんでいる。3年前なら対北朝鮮共同非難が出てこなければならない時期に、両国がお互い金正恩管理問題の責任を問いながらにらみ合っているからだ。

 
我々は今になってようやく北朝鮮との核ゲームで一人である事実を悟ることになった。韓国が数十年間にわたり築いてきた自由と民主、経済と繁栄を守る救援者は外部から来ない。金正恩の核ボタンを奪い取る人は国際社会でなく韓国人だ。メキシコ湾の老人はこのように話す。「人間は殺されることはあっても、負けることはない(A man can be destroyed, but cannot be defeated)」。


【時視各角】金正恩の核ボタン、誰が奪い取るのか(2)

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