米CNN「北、両江道に長距離ミサイル基地を大幅拡張中」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.12.06 10:46
北朝鮮が今年6月のシンガポール米朝首脳会談以降も両江道(ヤンガンド)ヨンジョ洞の長距離ミサイル基地を大幅に拡張してきたとみられると、米国CNN放送が5日(現地時間)、報じた。CNNは米ミドルベリー国際大学院モントレー校から単独入手した新たな人工衛星写真を根拠にこのような動きが見られると伝えた。
報道によると、北朝鮮は昨年ヨンジョ洞一帯に米本土まで射程距離がある長距離核弾頭ミサイル基地として活用できる巨大な地下施設を建設した。これは米情報当局も認知している未申告の長距離ミサイル基地で、今回の衛星写真を通じて従来の施設から7マイル(約11キロ)離れた地点に新たな施設が建設中であることが確認された。工事はドナルド・トランプ米国大統領と金正恩(キム・ジョンウン)北朝鮮国務委員長の間で行われた6月首脳会談以降の8月も継続して進められていた。
ジェフリー・ルイス研究員は「金正恩委員長が会談で非核化に対する意志をどのように標ぼうしようが北朝鮮は引き続き核ミサイルを生産して配備している」と主張した。CNNも、これは米朝首脳会談および過去5カ月間の間欠的な交渉にもかかわらず、米国と北朝鮮が非核化イシューでどれほど距離があるかを示す現実だと指摘した。