韓国に加藤清正の像を建てる…苦しむ姿を演出
ⓒ 中央日報日本語版2017.12.22 14:32
韓国蔚山(ウルサン)広域市中区(チュング)役所が慶長の役当時、倭軍が建てた城「鶴城(ハクソン)公園」に朝鮮を蹂躪した武将「加藤清正」の像を建てることにして問題となっている。
蔚山市中区役所が日本観光客の誘致などのために鶴城公園に10億ウォン(約1億508万円)の予算を投じて慶長の役当時の姿を再現する工事を行っている。特に、鶴城公園入口に当時朝鮮軍の都元帥・権慄(クォン・ユル)、明国将軍の楊鎬とともに武将・加藤清正の銅像を建てる。1.7メートルの加藤清正像は現在、考証を経て製作中だ。
蔚山市中区鶴城洞に位置した鶴城公園は「倭城」と呼ばれている。当初は新羅の戒辺城(貿易港)だったが、1597年の慶長の役当時、倭軍が朝鮮と明国連合軍である朝明連合軍に対抗するために新しく建てた。当時の日本の武将は加藤清正だった。彼は倭軍を率いてここで背水の陣をひき、朝明連合軍と激しい戦闘を行って守城に成功し、数多くの朝鮮軍を殺した。その後、1598年11月18日に豊臣秀吉の死によって撤収することになった日本軍は城に火を付けて城の裏側にある太和江(テファガン)下流で船に乗って離れた。