国家記録院「朴大統領の記録物、無断流出・破棄ないよう管理を」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.03.14 14:08
朴槿恵(パク・クネ)前大統領の執権期間に作成された大統領記録物をめぐり論争が起きている。現行の「大統領記録物管理に関する法律(大統領記録物法)」によると、大統領記録物は退任6カ月前から青瓦台(チョンワデ、大統領府)が分類を始め、大統領任期満了前に国家記録院に移管することになっている。しかし今回は弾劾と早期大統領選挙で記録物の移管期間が正常な権力交代に比べて4カ月ほど短くなり、論争が早期に浮上した。
これを受け、行政自治部傘下機関の国家記録院所属の大統領記録館は13日、大統領記録物移管作業に着手すると明らかにした。大統領記録館長を団長とする移管推進団を構成し、秘書室など大統領記録物生産機関(青瓦台など)と実務協議に入った。記録物移管対象機関は現行法に明示されている大統領補佐機関・警護機関・諮問機関など。記録物移管時点について記録館の関係者は「新大統領の就任前に記録物を譲り受けることを目標にしている」と述べた。