三星が独占供給のアイフォーンCPU 台湾企業も製造へ
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.17 12:00
三星(サムスン)電子が独占生産してきたiPhone・iPad用モバイルCPUを台湾企業も製造することになった。
16日(現地時間)の台湾情報技術(IT)専門紙デジタイムスによると、アップルは最近、台湾半導体会社TSMCと次世代モバイルCPU生産のための協力契約を締結したという。これを受け、TSMCは早ければ2013年からiPhoneとiPad用のモバイルCPUを委託生産することになる。
モバイルCPUはタブレットPCとスマートフォンでアプリケーションを作動させる核心部品。その間、アップルはモバイルCPUを自社で設計し、三星がこれを全量生産してきた。業界は、アップルが供給先を電撃的にTSMCに変更するというよりも、注文を少しずつ増やしながら三星との競争を誘導するものとみている。アップルがTSMCを協力企業に選んだのは、スマートフォン・タブレットPC市場でライバルに浮上している三星を牽制する狙いがあると分析されている。