夏の電力危機、しかし明洞に行ってみると…
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.05.29 14:51
24日午後2時、ソウル明洞(ミョンドン)の化粧品売り場。 店内に入る前、中から冷たい空気が流れてくる。 室内に設置されたエアコンのためだ。 エアコンが表示している室内温度は20度。 適正室内温度(26度)を大きく下回る。 この日は涼しい天気だった。 出入り口も開かれている。
「室内の温度は26度に維持しなければいけません。 特にドアを開けてエアコンをつければ7月からは過怠金が科されます」。
ソウル市エネルギー政策チームのチェ・ヨンス・チーム長がこの店のマネジャー、シン・ウンジさん(27、女性)に「電気節約実践」と書かれたビラを渡しながら伝えた。 シンさんは不満そうな表情で「分かった」と短く答弁した。 しかし取り締まり班が去っていくと、 シンさんは「エネルギー節約という政府の政策には共感するが、扉を閉めて温度まで高めれば客は来ない」と訴えた。