2月、米国の有名ゲーム会社であるブリザードがソウル三成洞(サムソンドン)COEXで開催したゲーム大会「ワールドワイド・インビテーショナル(WWI)」。
同社はイベント会場で「ブラッドエルフ」というキャラクターを公開した。今年の年末に「ワールド・オブ・ウォークラフト(WOW)」ゲームの拡張パック(後続作)に入るこのキャラクターは、面長に八頭身だ。「韓国人たちの好みに合うように作ったキャラクター」というのがブリザード側の説明だった。「ホルデ陣営にも美しい顔をしたキャラクターを作ってほしい」という韓国ファンの要請による。
人間、エルフ(妖精)などの「アライアンス」とオーク、トロールなど「ホルデ」陣営が戦争をするWOWで、特に韓国市場ではユーザーらがアライアンスを選択する比率が高かった。そこでバランスをとるために「格好よい」キャラクターを追加したというのだ。同社のフランク・ピアス副社長は「米国人らはオークを好むが、韓国ファンはきれいなキャラクターを好むようだ」と述べた。