【社説】文大統領はベトナム・UAE歴訪に先立ち、天安艦遺族にも配慮を

【社説】文大統領はベトナム・UAE歴訪に先立ち、天安艦遺族にも配慮を

2018年03月22日13時18分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  文在寅(ムン・ジェイン)大統領が22~28日にベトナムとアラブ首長国連邦(UAE)歴訪の途に上る。文大統領の東南アジアと中東核心国家の歴訪は外交多角化を通じて経済領土を広げようとする「新南方政策」の構想によるもので意味が小さくない。特に、ベトナムは人口1億人、平均年齢30歳の若くて大きい国だ。中国を追い上げる世界2位の経済成長率(昨年6.8%)を誇り、韓国には中国・米国の次に大きな輸出市場だ。文大統領が昨年11月に続き、4カ月ぶりに再び訪問するのはそれだけベトナムに精魂を込めているという意志を見せることだ。UAE訪問も原発輸出の側面で大きな意味を持つ。

  ただし、問題は歴訪の日程が韓国哨戒艦「天安(チョナン)」爆沈と延坪海戦、延坪島(ヨンピョンド)砲撃で犠牲された護国英霊55人を賛える「西海(ソヘ、黄海)守護の日」(23日)と重なるという点だ。残念ながらも文大統領がこの日午前10時、国立大田(テジョン)顕忠院で開かれる記念式に参加することができなくなる。2016年から行われて今年3回目を迎える西海守護の日記念式典は初年度に朴槿恵(パク・クネ)前大統領、昨年に黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行が参加したことがある。今年文大統領が参加しない場合、遺族らの失望が大きくなるほかはない。

  さらに、今回の記念式典は韓国哨戒艦「天安」爆沈と延坪島砲撃を指揮した金英哲(キム・ヨンチョル)統一戦線部長が韓国政府に勅使として訪韓して1カ月も経たない時点に開かれる。文大統領が歴訪の日程を一日延期して記念式に参加し、遺族らを抱き、記念式辞を通じて南北対話に対する理解と協力を求めれば、金英哲の訪韓で傷つけられた遺族らには大きな慰労になるだろう。日程の調整が本当に難しければ文大統領が訪問の途に上る前に遺族らに会って慰める案でも推進してほしい。
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