<野球>韓国型マイナーリーグ成功時代(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.16 15:59
韓国初の独立野球団だった高陽ワンダーズが昨年11月に解散した。しかし彼らがホーム球場として使用していた高陽球場は活力を失っていない。「情熱から機会を」というワンダーズのキャッチフレーズが書かれた横断幕が撤去された場所には「思いっきりいこう」という言葉が登場した。プロ野球NCダイノスのスローガンだ。
慶尚南道昌原(チャンウォン)を縁故地とするNCは当時、野球場新築問題で頭を悩ませていた。縁故地にフューチャーズ(2軍)チームが使用する球場を確保できなかった。サムスンの第2球場である浦項(ポハン)球場を使用したが、これは臨時使用だった。ちょうど高陽市はワンダーズに代わる野球団を探していた。双方の希望が一致し、高陽球場にNCのフューチャーズチームが入った。NCはフューチャーズチーム名を「高陽ダイノス」に決め、高陽市と市民に近づいた。
高陽球場に定着した高陽ダイノスは順調にスタートした。11日に仁川で行われたSKとのフューチャーズリーグ今季最終戦で2-1で勝ち、フューチャーズ中部リーグで優勝を果たした。52勝43敗7分けの高陽は2位のSK(41勝53敗8分け)に10.5ゲーム差をつけた。