<大リーグ>控えでもよい…メジャー3000本安打、イチローの挑戦(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.01.27 14:15
昨年12月2日、東京のあるホテルで佐々木主浩(47)のための野球人パーティーが開かれた。日米通算381セーブをマークした「大魔神」佐々木の野球殿堂入りを祝ったのだ。「ミスターベースボール」長嶋茂雄巨人軍終身名誉監督(79)、「世界の本塁打王」王貞治ソフトバンク・ホークス会長(75)らが出席した。
数人の貴賓の中で真っ先に呼称されたのはイチロー(42)だった。場内がざわついた。そうそうたる先輩たちがいる中で真っ先に紹介されたからではなかった。イチローが行事場所に現れたことへの驚きだった。イチローは佐々木に記念バットを贈り、急いで行事場所を抜けた。イチローがいた時間はわずか1分。イチローと佐々木は2001-03年、メジャーリーグ(MLB)シアトル・マリナーズで一緒にプレーしたため、1分でも会うことができたのだ。
イチローはそのように新年を準備していた。昨年ニューヨーク・ヤンキースとの契約が終わったが、引退は考えなかった。イチローは24日、マイアミ・マーリンズと年俸200万ドルで契約した。MLB経験が全くない姜正浩(カン・ジョンホ、28、ピッツバーグ)の契約条件(4年1100万ドル)より低い。MLBで2844安打を記録中のイチローは控えの外野手としてプレーする見込みだ。名声を考えるとみすぼらしい契約内容だが、喜んで受け入れた。