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【社説】国民は眼中にない彼らだけの戦い、恥ずかしくないのか=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.29 09:21
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恥ずかしくもバツの悪い「暴力国会」が再演された。罵倒と怒号、もみ合いが入り乱れ、クギを抜く際に使用する俗称「バール」や金槌などの道具まで登場した。先週末開かれた自由韓国党の場外集会では「独裁打倒」というスローガンまで登場した。対話と協力政治の代わりに暴力と闘争の暴走場に変貌している政界を見る国民は複雑な心境だ。

自由韓国党を除く与野党4党の院内代表が高位公職者不正捜査処(以下、公捜処)新設、検警捜査権調整、選挙制度改編案をファストトラック(迅速処理対象案件)に指定することに合意したことが、結局途方もない波紋を呼んだ。しかし、さらに深刻な問題はこれを押しつける側も、妨げる側も国民の利益や民生は眼中にないという点だ。ひたすら自分の政党と政派の利害得失のみ計算するばかりだ。

 
まず、3つの案件は連係処理しなければならない性質の法案でもない。だが、公捜処法の制定を強く求めた青瓦台(チョンワデ、大統領府)・民主党と、票の等価性と比例性の強化により現在の両党構図を崩そうとする群小政党の利害が一致したことで連係処理が推進された。問題はこの過程で公捜処法は、その中身に該当する大統領の親戚と国会議員が起訴対象から除外され「形ばかりの公捜処法」になってしまい、選挙法も比例性の強化という側面だけ強調され、議員もよく理解できない乱数表のような法案を作ったのだ。

公捜処法も、選挙法も、最終的な政策消費者であり主権者である国民の利益に符合する内容でなければならない。そのためには公論化の過程を経て国民の理解を求め、最大公約数を求めることが先行しなければならない。この過程は省略したまま、密室で自分たちの趣旨に合わせて手を入れ、ファストトラックで処理すると言って強行しようとしたが、結局暴力騒動に発展した。口がいくつあっても何も言えなくなった。韓国党も非難されて当然だ。積極的に妥協案を提示せず、既得権を守ることにばかり汲々とし、ファストトラック指定が目前になると力ずくで止めに入った。これでも第1野党だというのか。すべて無責任政治の極みだ。

何より、しばらく消えていた暴力国会を再演させた1次的責任は正しい未来党指導部にある。金寛永(キム・グァニョン)院内代表と指導部は自分たち趣旨に合わせ筋道を定め、これに反対する議員に「党論投票」であることを掲げて賛成投票を強要した。これに応じないと他の議員に変える「辞補任」という便法まで動員し、党内の反発と逆風を招いた。独裁・権威主義の政権時期にありそうな前近代的で非民主的発想と言わざるをえない。史上類例のない経済難で今、国民は生計の危機まで感じている。ところが政界は国民の傷をかばうどころか、民生は後まわしにして政派的理解に目がくらみ、密室交渉法案処理で国を惑わしている。今からでも与野党は冷静さを取り戻し、膝を突き合わせ交渉を再開することを願う。政派利益ではなく国民の利益を最優先とする理性的な新しい解決法を導き出すことを期待する。

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