世界最強・韓国eスポーツの「聖地」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.12.22 15:41
プロゲーマーの競技を現場で見ることができるeスポーツ専用競技場「ネクソンアリーナ」が20日、開場3周年を迎えた。ゲーム企業ネクソンが2013年12月にソウル江南(カンナム)教保タワー付近にオープンした550席規模のネクソンアリーナは過去3年間、年平均209競技を行い、国内eスポーツを盛り上げた。世界で初めてゲーム企業がオープンしたeスポーツ競技場だ。それまではeスポーツ協会やゲーム中継放送局が主に競技場を運営してきた。ネクソンはアリーナの運営を担当し、競技の進行と中継はゲーム専門チャンネル(スポTVゲームズ)がする。
ネクソンアリーナでは3年間、国内eスポーツ22種目のうち15種目(68%)が開催された。FIFAオンライン3、DOTA2、カートライダー、アラド戦記などネクソンがサービスするゲームのほか、世界的な人気ゲームのリーグ・オブ・レジェンド(LoL)、スタークラフト2、ハースストーンなど主要eスポーツ種目の競技が行われた。平均1.7日に1競技が行われ、3年間に計18万3700人が集まった。ネクソンのクァク・デヒョン広報室長は「今年の観覧客(5万700人)は似た規模の有名な文化芸術公演会場と似た水準」と述べた。ネクソンは快適なeスポーツ観覧文化のため、国内で初めて導入した有料観覧対象ゲーム種目も増やしている。チケットの収益金は全額、子どもの患者やコンピューター教育に寄付する。