スマホでまたアップルを抜いたサムスン 「ファーストムーバー」に?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.04.04 10:57
ファンドもサムスン電子が運命を分けた。サムスン電子株の比重が大きいファンドは成果を出したが、そうでないファンドは成績がよくなかった。例えば「サムスンKODEXサムスングループ株証券上場指数投資信託」は今年に入って16.2%の収益率を記録している。KOSPIが10.3%上昇する間に出した成果だ。このファンドは年初基準で資産の25.7%をサムスン電子に投資している。一方、「韓国バリュー10年投資証券投資信託1」と「信栄マラソン証券投資信託A1」は年初からの収益率がそれぞれ3.6%、5%にとどまっている。これらファンドはサムスン電子を5%、7.2%ずつ組み入れている。
米国市場ではアップルの独走を懸念し、ナスダック市場は昨年4月、「ナスダック100指数でアップルの比率が20.5%にのぼり、影響力が大き過ぎる」として、比率を12.3%に低めた。しかし、その後もアップルの株価は上がり続けた。昨年は83%上がり、今年1-3月にも50%以上さらに上昇した。現在、ナスダック100指数でアップルが占める比率はまた18.9%に高まった状態だ。米国S&P500指数でも比率は4.5%に達する。時価総額は5590億ドルで世界1位だ。