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北朝鮮の金英哲、ワシントンではなくニューヨーク選択した理由は…通信保安?

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.30 11:06
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金英哲朝鮮労働党中央委員会副委員長兼統一戦線部長(写真=中央フォト)
北朝鮮の金英哲(キム・ヨンチョル)労働党対南担当副委員長兼統一戦線部長が30日に米ニューヨークに到着する。

金副委員長の米国訪問はポンペオ国務長官とニューヨークで会い来月12日にシンガポールで開かれる米朝首脳会談で扱われる「ビッグディール」議論に終止符を打つためだ。

 
北朝鮮と米国がシンガポールと板門店(パンムンジョム)で首脳会談開催に向けた「ツートラック実務協議」をする中で、米朝首脳会談を総指揮してきた金副委員長が2カ所での協議内容を基にニューヨークで最終調整するものと予想される。

まず金副委員長は米国の制裁対象という点から米国への旅行が制限され、米国内の資産が凍結されている。今回の金副委員長に対する米国政府の訪米許容は一時的制裁免除を通じ米朝首脳会談に弾みを付けるためと分析される。

それなら金副委員長はなぜトランプ大統領とポンペオ長官が業務を行うワシントンDCではなくニューヨークに来るのだろうか。情報専門家らはこれに対して「通信保安」を最大の理由に挙げた。

金副委員長が交渉が進行中の板門店・シンガポールとセキュリティを維持しながら連絡できる所は米国内ではニューヨークが唯一だ。国連駐在北朝鮮代表部があるためだ。

ワシントンで交渉をする場合、どのような通信手段を使っても米国がやろうと思えば盗聴対象になるほかない。自分の手札をすべて明らかにして交渉の場に入る危険を抱えることになる。

シンガポールにも北朝鮮大使館があり、セキュリティが維持された通信施設の利用が可能だという利点がある。

国連安保理関係者は「毎年9月の国連総会に北朝鮮の大物が来るたびに儀典とセキュリティ関連のノウハウが北朝鮮代表部に蓄積されている。ここに平壌(ピョンヤン)と直接連結された通信線がセキュリティ上安全な方なのでニューヨークを最終選択したとみられる」と説明した。

このため金副委員長がニューヨークで滞在するホテルも国連本部近くのミレニアムヒルトンニューヨークが有力だ。昨年と一昨年の国連総会に参加した北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相が滞在したホテルでもある。

これとともに国連駐在北朝鮮代表部の外交官らは米国の敵性国公務員であるとの理由でニューヨークから25マイル(約40キロメートル)以上離れることに制限がある。ワシントンでポンペオ長官との会談を進めるにしても金副委員長は北朝鮮代表部外交官らの業務支援を受けなくてはならないが、彼らがニューヨークからワシントンに移動するには国務省の事前許可をいちいち受けなければならない不便が伴う。

金副委員長はポンペオ長官とニューヨークで2日にわたる交渉を終えた後に結局はワシントンに移動する見通しだ。トランプ大統領に直接会い金正恩(キム・ジョンウン)国務委員長の親書を伝達するものと予想される。

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