<韓国大統領選>SNSで巻き返しを図る安哲秀候補
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.08 10:14
安哲秀(アン・チョルス)国民の党候補の選挙終盤の核心戦略は「文在寅(ムン・ジェイン)恐怖症」と「洪準杓(ホン・ジュンピョ)候補に投票すれば文在寅候補が当選する」という点を浮き彫りにすることだ。そのプラットホームは歩き回りながらの遊説とソーシャルネットワークサービス(SNS)だ。
安候補は7日午後、ソウルの蚕室(チャムシル)駅をはじめ、江南(カンナム)駅、弘大入口(ホンデイプク)駅、新村(シンチョン)駅などを地下鉄2号線で移動しながら遊説をした。4日から大邱(テグ)・釜山(プサン)・光州(クァンジュ)広域市など地域の拠点都市を一日に1カ所ずつ訪問し、遊説車には乗らず歩いて支持者と対話し、一緒に写真を撮る遊説方式だ。
安候補側は選挙運動の全過程をフェイスブックとユーチューブで生中継している。4-7日の4日間、安候補の選挙運動を生中継したフェイスブックとユーチューブ、カカオトークの照会数は195万件ほど。7日にも安候補のフェイスブックなどに最大8060人が同時に接続し、遊説を見守った。安候補は「歩きながら市民の声を聞き、『大変な世の中を本当に変えなければいけない』ということを実感した」と語った。