韓国株を買う外国人…ことし11兆ウォン、9カ月連続で買い越し
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.20 09:42
韓国証券市場では外国人投資家による買いが続いている。19日、韓国取引所によると、ことしに入って外国人は11兆3592億ウォン(KOSPI10兆4960億ウォン、KOSDAQ8632億ウォン)分の株を買った。今月1~19日の買い越し額も2416億ウォンに達する。ことし1月に3兆ウォン近く(2兆7999億ウォン)売ったことを除けば、2月からは毎月買い越し傾向を続いている。外国人による買い越しが9カ月連続したのは2009年以降初めてだ。特に、サムスン電子を除く時価総額2位~50位の種目を8兆ウォン近く買うなど大型株に集中的に投資している。
キウム証券のソ・サンヨン研究員は「ことし2月、G20財務長官会談で財政政策拡大声明書が発表された後、米国系資金を中心に韓国株を本格的に買いが始まった」とし「米国と中国の経済指標がそれほど悪くない状況で内需中心の日本証券市場よりも輸出実績が相対的に良好な韓国企業のほうを好んでいるようだ」と分析した。