【コラム】新シルクロードを掌握する道=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.18 10:09
食品産業はむしろ韓国に大きな機会にすることができる。韓国製粉ミルクが中国で飛ぶように売れることだけ見てもわかる。この前中国・青島で韓国食品の可能性を直接目で確認した。毎朝ソウル牛乳を積んだ船が仁川(インチョン)を出て青島に到着する。その牛乳は直接各家庭に配達されていた。韓国の製品は安全性と信頼度が高い。地理的にも近く食品の鮮度を維持することができる。勝算は韓国にある。
3番目はすでにG2の中国が韓国経済を崩壊させないかという危機意識だ。だが、隣人として貧しい中国の方が良いだろうか、そうでなければいい暮らしをする中国の方が良いだろうか? いい暮らしをする中国がそばにあってこそ韓国もいい暮らしをすることができないだろうか? EU加盟国のうち最貧国に属するルーマニアも1人当たりGDPが1万ドル水準だ。これに対しアフリカの盟主であるエジプトは1人当たりGDPが3000ドルを少し超える程度にすぎない。いい暮らしをする周辺国と貿易をするならばともにいい暮らしをすることになるものだ。