アジアで活動の振り込め詐欺グループ、拠点は日本？
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.06.15 16:47
アジア各国の捜査当局が合同作戦を繰り広げ、アジアを舞台に活動してきた振り込め詐欺グループ約５９８人を検挙した。 このグループは中国・台湾・カンボジア・インドネシア・マレーシアの５カ国を舞台に、約６０００人の活動する国際振り込め詐欺組織。
５カ国合同捜査チームは９日午前、インターネット電話を使った振り込め詐欺容疑で、台湾人４１０人、中国人１８１人、タイ人３人、韓国人２人、カンボジア人１人、ベトナム人１人の計５９８人を逮捕した。
合同捜査チームによると、組織員は昨年初めから東南アジア各国に観光客として偽装潜入した後、インターネット電話を利用して振り込め詐欺を続けてきた疑い。 無作為に電話をかけ、家族が負傷したと嘘をついたり、投資事業を紹介する方法で誘導した後、振り込め詐欺をしてきたことが調査で分かった。
犯行に利用されたインターネット電話の交換機２台は日本を経由していたことが明らかになった。 合同捜査チームは日本に共犯がいたり、組織の拠点である可能性があるとみて、インターポール（国際刑事警察機構）を通して捜査協調を要求する方針だ。