韓経:若年層失業・高騰する住居価格で韓国人の婚姻率は47年ぶり「最低」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 11:31
昨年、韓国の婚姻率が1970年統計作成以来最も低い水準に落ちた。婚姻件数は1974年以降、最低値となった。婚姻年齢帯の人口が減少した理由もあるが、若年層の失業率が高まり住居価格も高騰することで結婚に負担を感じた若者が増えたためという分析が出ている。
統計庁が21日にまとめた「2017年婚姻・離婚統計」によると、人口1000人当たり婚姻件数を意味する粗婚姻率は昨年5.2件で前年より0.3件減った。2012年から6年連続で減少し、1970年統計作成以来最低値となった。組婚姻率は1990年代後半まで8件前後を維持したが、2000年代に入り6件水準に落ちた後、2015年から5件台になった。