【取材日記】LPiハイブリッド車が苦戦する理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.04.02 16:36
国内に進出した外国企業の間では、韓国の消費者は新製品と先端技術を好む‘アーリーアダプター’として有名だ。 特に携帯電話など情報技術(IT)製品や輸入車でこういう傾向が目立つ。 しかし初期販売に失敗した製品が一つある。 それは自動車に最先端技術を取り入れた「ハイブリッド車」だ。 エンジンと電気モーターを使用し、燃費がガソリンモデルに比べて30%以上もよく、二酸化炭素の排出量を半分以上減らした先端エコカーだ。 米国ではハイブリッド車がアーリーアダプターに人気だ。 実際によく売れている。
現代・起亜(ヒョンデ・キア)車は昨年7月、「世界初」と広告をしながら液化石油ガス(LPG)燃料を使う「アバンテ」「フォルテ」のLPiハイブリッド車を発売した。 当時ガソリン価格の55%水準だったLPG燃料の価格をガソリンに換算し、燃費が39キロに達するという奇想天外なマーケティング技法も導入した。