韓経:「電気自動車1位」の中国、韓国が世界で初めて出した水素自動車まで狙う
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.08.08 10:07
昨年のエコカー販売1位のブランドはどこか。フォルクスワーゲン、トヨタ、ゼネラルモーターズ(GM)、テスラなど有名ブランドをすべて抜いた会社がある。中国の電気自動車ブランドであるBYDがその主人公だ。1年間で10万9485台のエコカーを販売した。2位も中国企業だ。北京自動車は電気自動車、プラグインハイブリッドカー、水素電気自動車を合わせて10万3199台を販売し前年より3段階上昇した。韓国の現代自動車は20位だ。上位20位のうち中国企業が10社に達するという事実を考慮するとみすぼらしい成績表だ。
中国の自動車メーカーが世界のエコカー市場で圧倒的優位を継続している。2015年から中国は世界最大のエコカー生産国の座を守っている。もちろん生産台数や販売台数がすべてではない。中国ブランドが生産したエコカーの大部分は中国市場で消費される。技術力の側面でグローバルブランドと格差が大きいという評価が支配的だ。
問題はその格差がいつまで維持されるかわからないという事実だ。韓国産業技術評価管理院の「2017年の産業技術水準調査」を見るとスマートカーとグリーンカー分野の韓中技術格差は1年未満であることがわかった。莫大な自国販売台数を武器に世界のエコカー市場を掌握するのは時間の問題という見通しが出ている。