熱くなるアジアの海…中国が海洋権益宣言
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2010.07.05 11:40
中国政府が南中国海(南シナ海)を自国の主権および領土保全と関連した「核心的利害」地域と見なしているという事実を米国に初めて公式通知したと、共同通信が3日報じた。
共同通信によると、中国はこれまで分離独立運動が続いているチベット、新疆ウイグル自治区、台湾の3地域を核心利害地域に分類し、この地域に関する一切の譲歩や妥協を拒否してきたが、ここに南中国海を追加する新たな立場を確定した。
共同通信はこの懸案に詳しい消息筋を引用し、今年3月初めスタインバーグ米国務副長官とベイダー・ホワイトハウス国家安保会議(NSC)アジア上級部長が中国を訪問した際、こうした立場を通知したと伝えた。