ペリー元米国防長官「韓中の圧迫なければ対北朝鮮軍事行動も」
ウィリアム・ペリー元米国防長官は18日、「韓国と中国が北朝鮮を圧迫(coercion)するのに同意しない場合、米国は北朝鮮核施設を破壊する軍事措置を考慮しなければならない」と述べた。
クリントン大統領当時に国防長官を務めたペリー氏はこの日、下院外交委員会聴聞会に証人として出席、「これまでの北朝鮮との交渉経験から分かるように、北朝鮮には言葉ではなく武力の脅威が後押しされてこそ外交が力を発揮する」とし、このように主張した。
ペリー氏は「北朝鮮が核開発を中断しない場合、韓国と中国が対北朝鮮食糧・エネルギー支援を断ち切るのが最も良い圧迫策」とし「しかし両国がそうしない場合、強圧的措置を取ることができる唯一の国は米国だけ」と強調した。