韓国教育副首相、日本に独島わい曲是正要求したが…「安易だ」評価も
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.22 10:58
韓国の金相坤(キム・サンゴン)社会副首相兼教育部長官が、日本の高校学習指導要領改訂草案の独島(ドクト、日本名・竹島)歴史わい曲問題に関連し、日本側に是正を要求した。21日、東京で開かれた「第2回韓日中教育相会合」でだ。金氏は本会議に先立ち開かれた韓日の非公開会談で「日本の高校改訂学習指導要領草案の独島問題に関連し、最終原本に正しい方向が入るようにしてほしい」と日本の林芳正・文部科学相に要求した。共同通信によると、林氏は金氏の発言に対して「自国の領土を正しく理解することが重要だ」と応じた。
金氏はこの他にも会議の挨拶の中で「北東アジア地域の平和と繁栄を導き、責任ある主役に育っていく青少年が正しい歴史認識と相互尊重の姿勢を学べるようにするべきだ」と強調した。
だが、独島問題が会議の公式議題からは除外され、教育部が安易に対応したのではないかという指摘も出ている。江原(カンウォン)大学名誉教授(史学科)のソン・スンチョル氏は「教育部が一週間前に日本の歴史歪曲を批判する資料を出しておきながら公式議題にこの問題を入れないのは納得し難い」とし「日本の歴史わい曲を正すためには韓国政府がもう少し強く対応する必要がある」と述べた。