東京ドームよりも高いMLB級「高尺ドーム」…交通難解決に成否かかる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.09.16 14:36
15日午後、ソウル高尺洞(コチョクトン)の高尺スカイドーム。廊下を通り過ぎて野球場へ向かうゲートに入ると、緑色の人工芝が敷かれたグラウンドが目に飛び込んできた。グラウンドから屋根までの高さは日本の東京ドームよりも5メートル高い67.59メートル。ドームの天井照明をつけると、屋根から入る自然採光と一緒に野球場内が所々明るく見えた。捕手席からわずか14メートル離れた観覧席に座ると、グラウンドで飛び回る選手たちの息づかいまで聞こえるほどだった。
国内初のドーム野球場である高尺スカイドームが7年間の工事を終えて15日、メディアデー行事で初公開された。高尺橋付近に建てられた高尺スカイドームは地下2階~地上4階、延べ面積8万3476平方メートル規模で、屋根が完全に覆われる。呉世勲(オ・セフン)元ソウル市長時代のる2009年2月に着工し、1948億ウォン(約198億円)の事業費をかけて7年で完工した。
野球場は米国スポーツ競技場設計専門会社のコンサルティングを経てメジャーリーグ水準の施設を備えた。規模は国際公認規格(1・3塁左右区間99メートル、中央区間122メートル、フェンス高さ4メートル)で建設された。国内野球場の中ではソウルの蚕室(チャムシル)球場に続き2番目に大きい規模だ。