<MERS>141人目の患者、江南セブランス病院隔離中に脱出騒ぎ=韓国
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.06.15 16:17
12日ソウルの江南(カンナム)セブランス病院で検査を受けたMERSの疑いがある患者が隔離状態で病院外に脱出していた事実が後になって確認された。この患者は脱出した翌日、ソウル医療院でMERS確診判定を受けた141人目の確診患者A氏(42)だ。A氏は先月27日にサムスンソウル病院を訪れたが自宅隔離対象者からは外れていた。
14日、保健当局によれば最初はA氏が先に江南保健所に電話をしてきてMERS症状を訴えた。A氏の申告電話を受けた保健所関係者は「その当時MERSの可能性が高いと判断してすぐにソウル道谷洞(トゴクトン)のA氏自宅に救急車を送った」と話した。しかしA氏は救急車が到着する前の午後4時頃、1人でタクシーに乗って江南セブランス病院に移動した。