韓国製光ファイバーから温水洗浄便座まで…中国の巧妙になる「貿易障壁」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.01.19 08:54
中国政府が春節連休に韓国行きのチャーター便新規就航を認めなかったのに続き、韓国製の温水洗浄便座も説明書表記の欠陥などを理由に最近大量に不合格処分した。関連業界が18日に明らかにしたところによると、中国国家質量監督検験検疫総局は昨年12月20日に輸入温水洗浄便座の検査結果106品目の調査対象のうち不合格となった47品目のうち43品目が韓国製だった。不合格24品目のメーカーのうち22社はサムスンや大林(テリム)など韓国企業または韓国原産地関連業者だった。
匿名の北京消息筋は「昨年1月すでに輸入温水洗浄便座、空気清浄器、電気炊飯器など10大消費品目に対する管理強化を発表したことがあり、高高度防衛ミサイル(THAAD)システムの韓半島(朝鮮半島)配備決定に対する報復と断定するのは難しいが、中国が非関税障壁を高めているのは明らかに見える」と話した。同日発表された空気清浄器の検査の結果、不合格製品は米国製が最も多く、カナダ製と台湾製が順に続いた。海外製品に対する通関を強化して自国ブランドを育成する迂回的な保護貿易政策であるわけだ。