韓経:「9・19平壌宣言」閑古鳥鳴く1周年…青瓦台は沈黙、北朝鮮も論評なく
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.09.20 15:35
「9・19平壌(ピョンヤン)共同宣言」が1周年を迎えたものの、南北間の対話が途切れた中で「まるでなかったこと」のように過ぎ去った。昨年、9・19平壌南北首脳会談の主役だった韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領と北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)務委員長は沈黙した。南北境界地域である京畿坡州(キョンギ・パジュ)でアフリカ豚コレラ(ASF)が発生して「半分行事」に大幅に縮小された。南北対話が途絶えたまま、北朝鮮が米国と「直取引」に出ながら「通米封南」に回帰したという分析が出ている。
韓国統一部は19日、ソウル三清洞(サムチョンドン)南北会談本部で各界要人100人余りが集まる中で記念式を行った。金錬鐵(キム・ヨンチョル)統一部長官や朴庚緒(パク・ギョンソ)大韓赤十字社会長、丁世鉉(チョン・セヒョン)民主平和統一諮問会議首席副議長、バーク・ハミルトン国連軍司令部軍事停戦委員会秘書長(米陸軍大佐)らが出席した。当初、坡州の都羅山(トラサン)駅一帯で700人余りが参加する平和列車行事を行う予定だったが、アフリカ豚コレラの影響で行事場所をソウルに変えて略式で行った。