釜山の日本領事館前「強制徴用労働者像」推進が問題に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.04.25 07:40
平和の少女像が設置された釜山市東区草梁洞(プサンシ・ドング・チョリャンドン)の日本領事館前の強制徴用労働者像設置をめぐり問題が大きくなっている。韓国外交部と釜山市は外交摩擦を理由に反対しているが、市民団体は来月1日の設置を強行する予定だからだ。労働者像を設置する団体は、釜山の市民団体で構成された強制労役労働者像建立特別委員会(以下、建立特別委)だ。すでに市民6500人から寄付1億7000万ウォン(約1720万円)を集めて銅像を製作した。
これに対し、釜山市は南区大淵洞(ナムグ・テヨンドン)の国立日帝強制動員歴史館に労働者像を設置することを提案している。イ・ビョンジン企画管理室長は「日帝強占期の強制徴用で犠牲になった人々を追慕する歴史館の前に設置するのが良いのではないか」と述べた。