経験vs資本…韓日、ベトナムで「30兆ウォン受注戦争」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.15 11:28
新空港・地下鉄・鉄道など30兆ウォンを超えるベトナムの主な都市交通インフラ構築事業をめぐって韓国と日本が激しく争っている。日本は資金力と蓄積されたノウハウを前面に出しながら市場先行獲得を狙う。韓国企業は似たような条件でベトナムと同じような経験をしてきたということと情報技術(IT)分野の強みなどを前面に出して市場攻略に出るという戦略だ。
◆持続成長のための交通体系改善
ベトナム政府と主な地方都市が交通インフラ構築事業に力を注ぐのは、交通インフラ不足と交通システムの不十分さが経済発展にとって障害物になっているという判断のためだ。2014年基準でホーチミンの交通手段の中で最も大きな割合を占めるのはバイクで81.4%に達した。10年前の2004年の81.8%とあまり変わらない数値だ。バスなどの公共交通利用の割合はこの期間中6.9%から8.4%と小幅増加にとどまった。