駐日米国大使、NHKのインタビュー拒否…経営委員の妄言が理由
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.02.15 11:03
在日米国大使館が東京裁判と南京大虐殺に関する百田尚樹NHK経営委員の発言を理由に、ケネディ駐日大使に対するNHK放送のインタビュー要請を拒否した。百田委員は東京都知事選挙に出馬した右翼候補の支援演説で「南京大虐殺はなかった」という妄言を吐いた。
共同通信の14日の報道によると、NHK報道局取材チームは昨年11月にケネディ大使が赴任した直後にインタビューを申請し、米国大使館側と協議中だった。しかし今月初め、大使館側は「百田氏の発言でインタビューが難しくなった。ケネディ大使本人と本国政府の意向」という立場を伝えた。
こうした中、オバマ米大統領に「2泊3日」の訪日要請を拒否された日本は、次善策として「1泊2日の国賓訪問」の実現に向けて慌しく動いている。毎日新聞は14日、「オバマ大統領の訪日日程が4月22、23日の1泊2日に固まり、日本政府が2日間の短期日程で国賓訪問を実現させるため調整作業を急いでいる」と報じた。