朴槿恵大統領「革新だけが世界の経済危機を解決する源泉」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.10.07 10:34
朴槿恵(パク・クネ)大統領が第21回アジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議など多国間外交とインドネシア国賓訪問のため6日午後バリに到着した。8日間の日程となる今回の海外歴訪は就任後4度目だ。先月のロシア、ベトナム訪問に続く“多国間・セールス外交第2弾”だ。
米国やロシアなど21カ国で構成されたAPECは韓国の貿易の66%を占める。タイやベトナムなど10カ国が参加している東南アジア諸国連合(ASEAN)は韓国の2番目の貿易市場だ。
朴大統領はこの日バリに到着するとすぐにバリインターナショナルコンベンションセンターに移動し、アジア太平洋地域から1000人余りの企業家が参加する「2013APEC最高経営責任者(CEO)サミット」に参加し基調演説を行った。主題は「革新のビジネスがなぜ重要なのか」だった。この席で朴大統領は、「(2008年の金融危機後)金融危機(financial crisis)ではなく革新危機(innovation crisis)が世界経済沈滞の根本原因だ。世界経済の持続的な成長のための源泉は革新しかない。革新だけが新成長動力を絶えず創出し雇用を作ることができる」と力説した。