韓国映画『パズル』（原題）が自国公開前に海外映画祭進出という朗報を伝えた。

制作社側は２０日、「『パズル』が北海道で開かれるゆうばり国際ファンタスティック映画祭２０１８コンペティション部門に進出した」と伝えた。『パズル』は本映画祭のメイン部門ともいえるオフシアター・コンペティション部門に招待された。

『パズル』は才能と財力に恵まれた男ドジュン（チ・スンヒョン扮）が、ある日、謎の魅力的な女セリョン（イ・セミ扮）を助けた後、得体の知れない事件に巻き込まれながらもバラバラになってしまった日常をもとに戻すために奔走する内容を描いたミステリースリラー映画だ。

３月１５日から１９日まで開催されるゆうばり国際ファンタスティック映画祭は東京国際ファンタスティック映画祭とともに日本の二大ファンタスティック映画祭に挙げられ、ＳＦやファンタジーなど世界から出品された数百本の作品を選別・上映し、各賞を授与している。

過去に韓国からはクァク・ジェヨン監督の『猟奇的な彼女』、キム・デスン監督の『血の涙』、キム・ジフン監督の『木浦は港だ』などがグランプリ賞を受賞して好評を受けた。

特に、『パズル』は映画に関心のある個人が製作費を投資するクラウドファンディングによって製作された低予算映画ということで一層期待を集めている。