韓国、携帯電話を除くすべての主力品目で輸出減少
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.11.02 16:02
10月の輸出が6年2カ月ぶりの減少幅となったことに関連し、産業通商資源部は「基底効果」の影響が大きいと説明した。比較基準の昨年10月に過去最高の516億ドルを輸出したため、前年同月比では大きく下落したということだ。10月の輸出額(434億7000万ドル)だけをみると、8.4%減だった9月(434億8000万ドル)とほぼ同じだと指摘した。
しかし携帯電話を除いてほとんどすべての主力品目の輸出が振るわないうえ、反騰の兆しも見えない。2011年から4年間続いてきた貿易額1兆ドル超は今年で終わる危機を迎えている。専門家は輸出減少が国内景気回復の最大の障害になるとみている。