【グローバルアイ】傷だらけの野田首相の真剣勝負(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.11.26 17:16
コーナーに追い詰められた野田首相は結局、幼い頃のエピソードまで動員し、「私は嘘つきではない」と抗弁して解散を宣言した。電撃的な解散に日本メディアは「野田首相の刀に野党は意表を突かれた」と表現した。
プライドを守った本人の心はすっきりしたかもしれないが、野田首相が率いる民主党は最悪の状況となった。 自民党に敗れるのはもちろん、石原・橋下の右翼連合軍「日本維新の会」に第2党の地位まで譲り渡す雰囲気だ。
選挙戦が始まると、野田首相は「自民党のように父の選挙区を息子が譲り受ける世襲公認は民主党にない」「他の政党の右傾化競争には参加しない」と主張し、野党との差別化に乗り出した。