故崔真実（チェ・ジンシル）さんの母親のチョン・オクスクさんとチェさんの前夫、趙成珉（チョ・ソンミン）さんが、故人が残した２人の子どもの親権と財産権の行使をめぐり攻防を繰り広げた。

チョン・オクスクさんは時事週刊誌とのインタビューを通じて、親権を主張する趙成珉さんを非難し、趙さんはテレビ番組とのインタビューで親権を放棄できないという立場を明らかにした。

チョンさんは『時事イン』のインタビューで「妻と子どもを捨てて、出て行った人に子どもに対するすべての権利があるというのは話にならない。これまで子どもたちに一度も会いに来たことがないのに、親権と養育権、財産権などが自身にあると主張している」と深い反感を示した。

また、チョンさんは財産権をめぐる対立の過程についても、不愉快な心境を吐露した。チョンさんは「養育費と葬儀費用のため、趙さんに支援を要請したところ、最初は‘不便がないよう助ける’と答えていた。数回約束を先送りした後、弁護士とともに全財産を確認したいと話している。対話で解決したいが、趙さんは法的に解決しようとしている。我々には弁護士を買うお金も、気力もない」と怒りをあらわにした。

チョ・ソンミンさんは３日午前、民放ＳＢＳテレビ（ソウル放送）の情報番組『良い朝』のインタビューで「実父は私だけ。親権は私にしかない」とし、親権放棄の意思がないことを明らかにした。

議論を呼んでいるチェ・ジンシルさんの財産権に対し、趙さんは「財産の使用について透明にさえしてくれれば、ご要請通りにするとお話した。ところが、無条件財産権を渡せとばかり求めている」と強調した。