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「韓国が好きだから?」 増えるもの乞い旅行者「ベッグパッカー」たち

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.05.30 09:36
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28日、ソウル弘大入口駅9番出口前でロシア人ブラディスラフさん(24)が旅費を稼ぐためにフリーハグをしている。
28日午後5時、ソウルの繁華街の一つである弘大入口(ホンデイプク)駅9番出口前。金髪の外国人が目隠しをして両腕を大きく広げている。主人公はロシアのオムスク地方から来たバックパッカーのデニスさん(25)だ。デニスさんの近くには「あなたは私の旅を支援することができます」と書かれた紙とお金を入れる帽子が置いてあった。デニスさんは「400ドル(約43万ウォン)で世界旅行を始め、旅行資金を作るために一日3時間ずつフリーハグをしている」とし「韓国が好きで来たが、いつまで旅を続けるかは分からない」と話した。

デニスさんは近くにいた友人のブラディスラフさん(24)と交代してフリーハグを続けた。彼らは3カ月前に旅を始めてカザフスタン、香港、マカオを経て6日前にソウルに到着したという。フリーハグで一日にいくらを稼ぐかと聞くと、「明らかにすることはできない」と答えた。

◆もの乞いするバックパッカー、「ベッグパッカー」(begpacker)

 
最近流動人口が多い弘大入口(ホンデイプク)や仁寺洞(インサドン)、明洞(ミョンドン)など観光地には彼らのような「ベッグパッカー(begpacker)」が増えている。ベッグパッカーは「物乞いする」という意味の英語「beg」と「バックパッカー」を意味する「backpaker」をあわせた言葉で、「物乞いを通じて旅費を稼ぐ人々」を指す。

彼らが旅費を用意する方法はさまざまだ。座って物乞いするだけではなく、自分で作ったアクセサリーや自分が撮影したと主張する写真を販売している。この日、トルコ人エムレさん(21)は弘大付近で手作りの腕輪を売っていた。価格は決まっておらず、買い手が思うお金を出せば良い。アジアを旅行中というエムレさんは「3000ドル(約33万円)で旅行を始め、7カ月間でベトナム、カンボジア、タイなど5カ国を旅した」とし「今日は2時間で腕輪3個を売って1万5000ウォン(約1500円)稼いだ」と話した。

◆「ロマンチック」vs「無責任な行動」

行く先々で物乞いをしたり路上で物売りをするベッグパッカーに対する視線は交錯している。会社員ソ・ウンジさん(22)は「お金のない若者でも旅行できるというところを見せてくれるので、ロマンチックに映る」と話した。反面、就職活動中のキム・ジヘさん(32)は「予算を決めずに、考えもなく外国で物乞いなどをしながら旅費づくりをするのは無責任な行動」と話した。

彼らベッグパッカーは、そのほとんどが欧州、北米などの西洋人である点も特徴だ。就職活動中のイ・ギョンファさん(24)は今年4月、ソウル江東区(カンドング)である外国人から「私は聴覚障害者で、旅費を準備中なので、太極旗を3000ウォンで買ってほしい」と書かれた紙を受け取った。イさんは「金髪の20代白人男性が実際に聴覚障害者なのかどうか分からなかった」と伝えた。

会社員のキム・ミンソンさん(30)は「ロシアから来た20代初めのカップルが販売する写真は、観光パンフレットに出てくる専門写真家が撮影したような感じだった」とし「黒人や東南アジア人ではなく白人が、韓国人が自分たちに好意的である点を利用していたような感じだった」と話した。

◆東南アジアでは社会的論争に…「韓国人は白人に好意的なこと知っている」

ベッグパッカーは最近、東南アジアで社会的な問題になったりもした。彼らがうその理由で物乞いをしたり、「旅費を用意する」といって集めたお金を遊興費で使い果たす事例が後を絶たなかったためだ。このような状況をうけ、タイは昨年から観光客ビザの発給を受けた旅行客は1人あたり現金2万バーツ(約6万8000円)を必ず所持するように規定を作った。昨年8月、ベトナムでは物乞いをする白人の写真がオンラインに掲載されると、ベトナム・キエンザン省の観光当局が「ベトナムで物乞い行為は禁止」という立場を発表した。

増えるベッグパッカーに対し、慶煕(キョンヒ)大学グローバルコミュニケーション学部のイ・テクグァン教授は「西洋人にとって無銭旅行は一種の文化」としながら「白人がアジアを比較的甘くみて、韓国の人々も彼らに友好的である事実が知らされたことからベッグパッカーが増えている」と評価した。続いて「黒人や東南アジア人が彼らと同じ行動をした場合、韓国の人々が同じように親切に接するかどうかは疑問だ」と指摘した。

警察関係者は「観光ビザを発給され、税金を出さずに収入を得る行為は不法」としながら「巡察をする時に彼らの販売行為は制止しているが、彼らから被害を受けたという申告が入ってこない以上、一つ一つ取り締まるのは難しい」と述べた。

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