レックス・ティラーソン米国務長官は１８日（現地時間）「私は中国側のカウンターパートに『あなたと私が失敗すればこの人が戦争に達する。それは我々が望むことではないと思う』と話している」と明らかにした。

彼はこの日、放映されたＣＢＳ放送とのインタビューでこのように話して「中国も北朝鮮が自国に深刻な脅威になっているという点に対して米国と認識が一致している」と強調した。

ティラーソン長官は金正恩（キム・ジョンウン）北朝鮮労働党委員長との対話の可能性に対して「（金正恩氏は）我々がこれ（北核解決）を外交的に達成するために共に働くべき人物」としながら「我々が今決めるべきことは『我々は直ちに（対話を）始めるだろうか』『彼ら（北朝鮮）は始める準備ができているのか』ということであり、彼らが（準備が）できていなければ引き続き圧力をかけ、さらに圧力を強化すること」と強調した。北朝鮮が先に非核化に向けた対話に応じない限り、既存の「最大限の圧力」戦略を引き続き駆使する意向を再度確認したものだ。

また、ティラーソン長官は米全域を打撃できる核武力を完成したという金正恩氏の豪語大言壮に対して「我々の気を遣わせているが、同時に我々の決議を強固にさせている」として「このような政権が米国をこのように脅威するのは受け入れられない」と話した。

彼は「外交的努力が今後何カ月残っているのか」という司会者の質問には「我々の外交的努力は最初の爆弾が落ちる前まで続くだろう」としながら「正確に如何に多い時間が残っているかは分からない」とした。

ティラーソン長官は「核兵器は彼ら（北朝鮮）に何も買ってくれることができず、彼らをさらに隠遁の王国にさせるだけ」としながら「（北朝鮮は）外交的に、経済的に世界と孤立するだろう」と警告した。

一方、マイク・ペンス副大統領は１７日、テキサス州で開かれた「米国優先主義」税制改革行事で「米国は彼ら（北朝鮮）がこの国を脅威することをやめ、核・ミサイルプログラムを完全に終わらせる時まで北朝鮮の独裁政権に対する最大限の圧力を引き続きかけていくということを明らかにした」と強調した。