【社説】青瓦台報道官は選挙用名刺のための席か
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.01.23 15:22
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が6月、忠清南道知事に挑戦するために最近、辞意を表明した。青瓦台秘書官級以上の高位職の中で、地方選挙のための最初の辞意表明だ。公職選挙法によると、地方選挙に出馬する公職者の辞任期間は3月15日までだ。2カ月ほどの時間が残っているが朴報道官が8カ月で辞意を表明した理由は、来月13日までの広域団体首長予備候補登録のためだろう。
過去の3政権を振り返ると、青瓦台の初代報道官のうち朴槿恵(パク・クネ)政権の尹昶重(ユン・チャンジュン)報道官がセクハラ疑惑で、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権の宋敬熙(ソン・ギョンヒ)報道官が頻繁な舌禍で3カ月で退いたのを除けば、8カ月間の報道官は例を探すのが難しい。何か問題があったわけでもないが、大統領の弾劾による非常政治状況で始まった文在寅(ムン・ジェイン)政権の青瓦台報道官が自ら出馬のために短命報道官を望んだのだ。