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【コラム】大韓民国は幽霊船になるのか(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.05.18 11:29
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お金と権力、専門知識を持つ集団が絡まり合って作り出した不条理劇だった。私は罪人の気持ちで反省する。お金と権力の乱暴な疾走は、今も終わっていない。オーナー企業家は経営難で倒れていく会社からお金を引き抜いて自分の血族の「仕事の通行税」を獲得するかと思えば、暴落直前の株式をこっそりと売り払った。このように恥知らずに駆け寄ってきて数十億ウォンずつ飲み込みながら、国民の血税を投じて会社を生かしてほしいと手を差し出せるのか。この頃うまく行っているローファームは、力のある親を見て戦略的に採用したロースクール出身の「金の箸とスプーン」の弁護士を、親の力がなくなった後に放出できず苦悩中だという。自分だけ生きるために廉恥と道徳を捨てた避難時代と何が変わったのか。

それならばほかの人々は、いったいどのように生きているだろうか。1人あたりの所得700ドルの世界最貧国ネパールの「ラーメン王」である億万長者ビノード・チョードリーは昨年4月、強震が発生すると私財をはたいて被災者に家屋1万軒分を作った。彼は「ある社会で蓄積した富ならば、その社会のために使われなければならない」と話す。

 
シアトル市は米国で初めて来年まで時間あたりの最低賃金を15ドルに引き上げることにした。この運動を主導した人は億万長者であるITベンチャー企業家のニック・ハナウアーだ。サンフランシスコとロサンゼルスを含むほかの都市もシアトルの影響を受けて最低賃金を引き上げている。ニューヨーク・タイムズは企業家兼市民運動家を自任している彼を「抵抗的な億万長者(billionare heading to barricade)」と呼ぶ。稼いだ金の90%以上を社会に還元するといったマイクロソフトの創業者ビル・ゲイツは「社会主義の億万長者(socialist billionare)」とも呼ばれる。彼は相続税の廃止に反対し、法人税の増税に賛成している。彼らは「私腹だけ肥やそう」といって避難時代にとどまっている韓国の賎民の資本主義を嘲弄している。15世紀後半に開かれた大航海時代の風はまさに命だった。風が消えた海の帆船はびくともせずに、飢えて亡くなった船員たちの骸骨がごろごろする幽霊船にもなった。今、大韓民国は1492年の新大陸航海を終わらせて帰還したコロンブスが20日間の苦闘の末に抜け出したサルガッソ海の無風地帯に閉じ込められた身上ではないか。それならば民心の政権の審判から誕生した第20代国会は、どうにかして変化の風を起こさなければならない。それができなければ市民が乗り出してお金と権力の恥知らずなカルテルを破壊し、新しい規則を定めて反則王をリングから引きおろすほかはない。それこそ大韓民国が巨大な幽霊船に転落する境遇から逃れさせる道だ。

イ・ハギョン論説主幹


【コラム】大韓民国は幽船になるのか(1)

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