米国vs中国…G2「韓半島影響力拡大」力比べ

米国vs中国…G2「韓半島影響力拡大」力比べ

2010年05月07日08時47分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  金正日(キム・ジョンイル)北朝鮮国防委員長の中国訪問で韓半島をめぐる国際政治気流に少なくない変化が感知されている。同委員長の5回目の訪中が天安艦事態の原因究明が終わっていない敏感な時点に電撃的に断行されたわけだ。

  韓国と米国は韓・米同盟を土台に天安艦事件原因究明を最優先視している。このためには両国とも北核6カ国協議再開にこだわらないという意を明らかにしている。実際にソン・キム6カ国協議米首席代表に続き、フィリップ・クローリー国務省次官補も5日(現地時間)「天安艦沈没に対する調査が終結するまで6カ国協議は行わない」とした。韓国政府とまったく同じ立場だ。

  他方では北朝鮮が朝中間の伝統的友愛を掲げて中国の支持を引き出そうとする場面が演出されている。金正日国防委員長の今回の訪中がこのような脈絡で実現したというところで何の異見もない。ここに中国は金委員長に格別の礼遇を施して歓待する姿を見せた。一方、胡錦濤中国国家主席は先月30日、上海で李明博(イ・ミョンバク)大統領に会ったが、3日後の金委員長の中国訪問に対して何の言質も与えなかった。

  したがって金委員長は今回の訪中を通じて最小限、中国との血盟関係を再確認させることに成功したような印象を与える。もちろん中国が天安艦をめぐる南北間の対立状況で北朝鮮に力を貸すとした証拠は確認されていない。北京消息筋は「天安艦事件の敏感性をよく知る中国が、北朝鮮の立場を公開的に支持する可能性は低い」と分析した。

  それでも過去に見せた中国の言行と金委員長訪中過程で映った中国の態度間に大きな温度差を実感する韓国としては少なくない裏切りを感じざるを得ない。

  中国は以前まで胡錦濤主席と外交部スポークスマンを通じて「国際社会が出席した韓国政府の客観的な天安艦事件原因の調査を見守る」という立場だった。天安艦事件と6カ国協議の分離の可能性についても明快な立場を出さなかった。そんな中国が金委員長の訪中事実を3日前でも李明博大統領に知らせなかったなど、北朝鮮をかばう姿を見せたとして韓米同盟対朝中血盟間に戦線が形成される様相だ。ここに日本が韓米に同調して、北朝鮮の説得を受けたロシアまで朝中で陣営に加勢すれば韓半島をめぐる力学構図は過去の冷戦時代のように韓日米対朝中ロが対立する状況に返ることもあり得る。

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