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在米バイオリニスト、孫基禎先生のための音楽会開催(2)

2008.06.27 17:23
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キム・ウンジョンさんは「偶然、孫基禎(ソン・キジョン)先生の思想に関する論文を発表したユ・ヨンミン博士(ソウル大首席研究員)に会った」とし「ユ博士は孫基禎先生について研究していて、私は尹伊桑(ユン・イサン)先生について研究していた。 2人とも韓国人を研究しているせいか通じる部分が多かった」と振り返った。 そして「音楽を通して孫基禎先生の業績を称えようと考え、演奏会を提案した」と明らかにした。

「孫基禎先生の何がそんなに感動的だったのか」という質問に対しては、「孫先生が優勝した当時の写真を見た。 金メダルを首にかけて涙を流していた。 これによって多くの韓国人が日本人を恨んだりもした。 しかし孫先生は孫である孫基禎記念財団のイ・ジュンスン事務総長に『日本人を憎むな』『日本人と戦うな』と話していたという。 この話を聞いた瞬間、これが本当の平和だという気がした」と語った。

 
英雄の復活のためにはギャラは関係なかった。 出演料を受けないのは他の外国人演奏者も同じだ。 外国人演奏者も孫基禎先生を知っているのだろうか。 もちろん知る人は少ない。 しかしキムさんは「孫基禎先生の悲しい歴史を説明すればみんな驚いた表情を見せる」とし「米国やヨーロッパで著名なチェロ演奏者ミコライ・コノフェルスキーさんは孫先生の話を聞いた後、同じ日に予定されていた中国の演奏をキャンセルした」と話した。

キムさんは「今後、海外でも孫基禎平和音楽会を開く計画。来年は日本とドイツ、米国での音楽会を考えている。 すでに今回の音楽会の話を聞いた米国と中国の同胞からは『音楽会を見せてほしい』という連絡を受けている」と話した。

「孫基禎先生の復活のためには世界のどこにでもバイオリンを持って駆けつける」というキムさんは「バイオリンの弦で孫先生のマラソン人生を演奏したい」とし、「私の演奏マラソンは今からが始まり」と笑顔で語った。

在米バイオリニスト、孫基禎先生のための音楽会開催(2)

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