<崔順実ゲート>四面楚歌の朴大統領の心境
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.11.23 09:20
朴槿恵(パク・クネ)大統領は四面楚歌の状況だ。支持率は3週連続5%(韓国ギャラップ)と歴代最低値まで落ち、国会では朴大統領の政治的な命綱を断つ弾劾案の発議がカウントダウンに入った。さらに18年間にわたり手足のように動いてきた「門番3人組」(チョン・ホソン、李在万、アン・ボングン前秘書官)までがそばを離れた。客観的に見ると活路が見えない最悪の危機だ。しかし朴大統領は「白旗投降」(下野)せず正面突破するという決心を固めた状態という。
青瓦台(チョンワデ、大統領府)の関係者は「朴大統領は8日、野党議員の野次を受ける屈辱の中で丁世均(チョン・セギュン)国会議長を訪ね、首相指名権を譲ると明らかにしたが、翌日、野党がこれを蹴飛ばすのをみて『これ以上退いてはいけない』という判断を下したようだ」と話した。