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【取材日記】中国行き選んだ韓国の企業・技術者を責められるだろうか

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.07.03 08:40
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中国ファーウェイが3月に発売したスマートフォン「P20プロ」には世界で初めて「トリプルカメラ」(背面)が搭載された。ほぼ同じ時期に発売したサムスン電子の「ギャラクシーS9」は総点では「最も優秀」という評価を受けたが、カメラ部門ではP20プロに押された。「低価格に比べ使える」というイメージの中国スマートフォンが世界1位のプレミアムスマートフォンよりカメラの性能が良いという評価を受けた。軽くやり過ごせることではない。

本音を覗いて見るとさらに苦々しくなる。この技術は韓国の中小企業が開発した。それなのになぜ中国に行ったのだろうか。韓国国内から投資を受けられないためだ。苦心の末に訪ねたファーウェイは技術を紹介する席ですぐに契約書を差し出した。このように世界初のトリプルカメラは中国ブランドを付けることになった。

 
韓国が「世界最高」である分野は多くない。半導体、スマートフォン、ディスプレーなど指折り数えるほどだ。ところがこれら分野の人材と企業がこのところ相次いで中国に行っている。半導体の場合、業界従事者には現在の年俸の5倍以上を、企業には工場設立や研究開発費などすべての資金支援を提案する。しかも世界で最大の消費市場の上に成長の可能性も大きい。

だが単にこれだけだろうか。中国は合弁を提案しながら51対49の比率の条件を付ける。いつでも経営権を奪われかねない構造だ。高い年俸を提案するが労働契約を5年単位でする。それさえも満了する前に解雇されたという話も聞こえる。

これらが中国行きを選択する根本的な理由は韓国の産業生態系にある。先月27日に中国・上海で開かれた「モバイルワールドコングレス(MWC)上海2018」に参加した67社の韓国中小企業(スタートアップ)の中からも中国の投資を受けたところは少なくなかった。2社はすでに中国企業との合弁を進めている。これら企業の共通点は韓国で投資誘致に成功できなかったということだ。

韓国人に技術を見る見識がなく投資に消極的だったわけではない。米国や日本など先進国にはベンチャー投資システムがしっかりと備わっている。システムにアイデアだけ上げても投資家を集められる。韓国ではすでに開発した技術を持ってこの企業、あの企業と訪ね歩かなくてはならない。効率性の側面で比較にならない。

中国行きを選んだからと売国奴だと責められるだろうか。利潤を追求する企業と技術者に大義と義理を追えと強要できるだろうか。技術とアイデアがある人材・企業が思いを広げられる生態系が先に作られてこそ中国の猛追撃を引き離すことができないだろうか。

チェ・ヒョンジュ/産業チーム記者

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