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【社説】相次ぐ惨事…提川でまた大型火災事故=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.22 10:06
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昨日、忠清北道提川(チュンチョンブクド・チェチョン)の9階建ての複合商業施設で火災が発生し、30人近くが死亡するなど50人余りの死傷者を出す大惨事が起こった。火事が起こったのは浴場・ジム・飲食店などが入った大衆利用施設で、1階で起こった火が有毒ガスとともに建物の上に登っていったことで一瞬のうちに広がり、被害が大きくなった。特に2階の女性用サウナに閉じ込められた20人余りの女性が火の手を避けることができずに被害に遭ったことが分かり、一層やるせない。昨日TVで真っ黒に焼けた事故現場を見つめた国民は胸を痛めた。最近、浦項(ポハン)地震、釣り船転覆事故、梨花(イファ)女子大学木洞(モクトン)病院の未熟児集団死亡などに続く今回の惨事により国民の不安感は高まっている。

今回も過去の大型事故のように初期対応に問題が見られた。ビル周辺に駐車されていた車のため消防車の初期進入が遅れたことから初動鎮火に失敗したという。消防車が進入するのに必要な7~8メートルの道路幅が確保できず、火災現場への接近に困難をきたしたということだ。また、一部の目撃者は「消防隊員がサウナの窓を破って救助作業をすべきなのに、そうできなかった」と主張する。出動した屈折はしご消防車が故障していて上階に避難していた住民の救助が遅れるというあきれた事態も起こった。「非常に寒かったためバルブが割れてしばらく屈折はしご車が作動しなかった」というのが消防当局の釈明だが、苦しい弁明に過ぎない。ビルの外壁が火災に弱い素材だった点も被害を増やした可能性が高いという。スプリンクラーのような火災安全施設の作動、消防施設点検が正しく行われていたのかも疑問だ。

今回の火災は悲劇的なセウォル号事故以降も韓国社会に安全に関する意識とシステムが少しも変わっていないということを赤裸々に見せた。現政権になって「安全大韓民国」を叫んでいるが、実際は良くなっていない。人災による事故の是非を確認し、相応の責任を厳しく問うべきだ。

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