南北民和協10年ぶりに金剛山対面…北「米中間選挙後に北朝鮮政策は変わってしまうのか」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.11.06 10:39
今月3~4日、北朝鮮の金剛山(クムガンサン)で開かれた南北民和協(韓国側・民族和解協力汎国民協議会、北朝鮮側・民族和解協議会)会議。この会議に出席した一部の北朝鮮の人々も米国中間選挙に対する関心を隠さなかった。ある要人は「トランプが当選すれば(対北朝鮮)政策が変わってしまうのか」と韓国側の要人に聞いた。ある出席者は「選挙後、北南関係、朝米関係がどうなるとみるか」と韓国側の要人の意見を求めた。彼らはもちろん「米国が制裁を解こうが解くまいが、我々(北朝鮮)の道を進む」と迷わず話した。その一方で、米国中間選挙の展望と、選挙結果がトランプ大統領の北朝鮮政策に影響を及ぼすかどうかを関心を示していた。北朝鮮当局者が現在、どこに焦点を合わせているかを垣間見せるものだ。
北朝鮮側の一部要人は、最近韓国で李善権(イ・ソングォン)祖国平和統一委員長の「冷麺発言」が論争になっていることを知っていた。ある要人は「現場を直接見ていない」としつつも「我々が平壌(ピョンヤン)首脳対面(首脳会談)のためにいかに多くの準備をして待遇したか。まさかそのようなことが実際にあるはずがない」として残念そうな反応を見せた。別の要人は「南側から客を呼んでおいて、そのような事を言うのは常識的なことか」とし「南側が何か誤解したり聞き間違えたりしたのではないか」と聞き返した。