【社説】北朝鮮は「宣戦布告」、米国は独自作戦…韓国は最悪の可能性に備えるべき
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.26 10:53
韓半島(朝鮮半島)の緊張が急速に高まっている。北朝鮮の李容浩(イ・ヨンホ)外相が昨日晩、米ニューヨークで「トランプ大統領は先週末、我々の指導部に対して長く続かないようにするという言葉を動員し、ついに宣戦布告をした」とし「今後は米国の戦略爆撃機がたとえ我々の領空ラインを越えなくても任意に撃ち落とす権利を含め、すべての権利を保有することになる」と主張した。李外相は「誰がより長く続くかはその時になれば分かるだろう」と脅迫した。
これに先立ち先週末「死の白鳥」と呼ばれるB-1B戦略爆撃機とF-15C戦闘機、KC-135給油機などで構成された米空軍機編隊が深夜に東海(トンヘ、日本名・日本海)の北方限界線(NLL)北側を飛行した。「21世紀に入りNLLを越えた最も北側を飛行した」米軍の武力示威という点のほかにも、米国防総省が作戦事項を直接発表したという点で大きな関心を引いた。韓国空軍の護衛なくグアム空軍基地から離陸したB-1Bが沖縄空軍基地から発進した米戦闘機の護衛を受けた米軍単独の作戦という点で、また「コリアパッシング」の懸念も出ている。